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あなたは、高血圧で、お悩みでしょうか?

この先に書いてあることが、あなたのお役に立てれば、とてもうれしく思います。

 

フラックスシードをご存じでしょうか?

フラックスシードは、英語で「FlaxSeed」と書きます。

日本名では、亜麻仁(アマニ)という名称で呼ばれています。

亜麻(アマ)の仁(二=種子)という意味です。

 

このフラックスシードというのは、亜麻(アマ)という植物の種を指しています。

亜麻は、細い茎に小さな花をたくさん咲かせる一年草です。

中近東一帯が原産で、亜麻の茎の繊維は、リネンと呼ばれ、古代エジプトでは、ミイラに巻かれていた布にも使われていたそうです。

北米、欧米では、栄養成分が見直されていますし、ヒポクラテスは、フラックスシードが健康をもたらすと賞賛していたほどで、メディカルハーブとしてその効果が知られています。

種から採った亜麻仁油(アマニユ)は、健康食品や塗料に使われます。

 

フラックスシードは、高血圧の症状に、
良い影響がある食物として注目を浴びています。

一部では、「スーパーシード」とか「ミラクルフード」と呼ばれて、かなり注目されているんですよ。

実際には、高血圧の改善だけではないんですけどね。

このあとに、その効果をお話ししていきます。

 

見た目は、ゴマに似ていますが、フラックスシードが注目を浴びている有効成分を、ご紹介します。

大きく分けて3つあります。

1.オメガ3系必須脂肪酸のαリノレン酸

2.リグナン

3.食物繊維

 

1.オメガ3系必須脂肪酸のαリノレン酸

 

フラックスシードに含まれている成分の中に、オメガ3系の必須脂肪酸「αリノレン酸」というものがあります。

「αリノレン酸」は、体内で生合成できない物質です。
そのため、食事による摂取が求められる「必須脂肪酸」と呼ばれています。

特に、「αリノレン酸」は、現代人に不足している「オメガ3系脂肪酸」の一種なんです。

 

昔の日本人は、青魚(イワシ、マグロ、サバ)から、「αリノレン酸」を摂取していたのですが、自分も含めて現代人は、魚をあまり食べなくなりました。

「αリノレン酸」から体内で合成されるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、脂肪の中で一番柔らかい性質があって、細胞膜を柔らかくして、血液の流れがサラサラになります。

EPAには、血管を拡張する作用があることがわかっています。

そのほかには、動脈硬化の予防、アレルギー性疾患の改善、脳細胞の活性化、脳梗塞、心筋梗塞などの予防に効果があるとされています。

年をとるにつれて、落ちていく免疫機能の改善にも良いと、数々の論文が発表されています。

 

2.リグナン

 

フラックスシードには、ポリフェノールの一種で、「リグナン」と呼ばれる成分があります。

女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをしてくれます。

女性特有の更年期障害や生理前のイライラを軽減させてくれるほか、乳がんや前立腺がんなどを予防してくれます。

そのほかには、骨粗しょう症の予防やアルツハイマーの予防にもいいとされています。

リグナンは、αリノレン酸との相乗効果で、がんのリスクを低下させる作用があるとされています。

 

3.食物繊維

 

他の野菜に比べて、単位重量あたりの食物繊維の含有量は、郡を抜いてます。

食物繊維の働きは、体内の有害物質を排泄し、腸内環境を改善して、便秘の解消し、デトックス効果で、ダイエットにもいいとされています。

 

そのほかには、免疫力を高めるβカロテン、老化を防ぐビタミンEなども豊富に含まれているそうです。

 

以上が「スーパーシード」とか「ミラクルフード」と呼ばれている所以です。

 

フラックスシードは、どうやって食べるの?

 

フラックスシードを摂取する際の注意点は、殻が固く、そのままだと栄養が吸収されにくこと。

オイル(亜麻仁油=アマニユ)とか、殻を砕いたパウダー状にしたものを摂取したほうが効果的です。

ただしオイルは、熱による変化を受けやすいので、加熱調理には適していません。

 

サラダのドレッシングに混ぜたり、パンのバターの代わりにつけて食べるなど工夫してみてください。

パウダーは、ヨーグルトに混ぜたり、シリアルに入れたり、スムージーに入れてみるのもいいですね。

 

フラックスシードは、自然食品の販売店のほかに、ネットショッピングでも手軽に手に入れることができます。

食品やサプリメントで摂取できます。

 

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